アメリカを賑わせたならず者のジャーナリストは、
「死ぬまで自分であり続ける」という事を成し遂げた。
ジャーナリズムの常識を覆した過激な言動と表現でGONZO(ならず者)と呼ばれ一躍時の人となったジャーナリスト、ハンター・S・トンプソン。彼の破天荒で壮絶な一生を、ジョニー・デップがナレーターを務め貴重な映像と友人達のインタビューで振り返るドキュメンタリー映画。
私はハンターの事はジョニー繋がりで映画「ラスベガスをやっつけろ!」の原作者の人、程度の事しか知らず、ラスベガス~が実話でラウル=ハンターと知ったのには驚きましたし、だとしたら本当にとんでもない人だなぁと感じていました。
破天荒で、いつも薬に手を出し、奇抜な行動を繰り返し、過激な取材方法で記事を書き、GONZOと呼ばれたハンター。
普通だったらそんなアブナイ人には誰も寄り付かなくなりそうなものじゃないかなぁと思う。
しかしなぜ人々は彼を愛し、慕うのか。
その理由がこの映画を観てハッキリと分かりました。