俳優の人選に妥協がない。
蓮沼の迫力えぐい。
歌手を目指してた女の子が遺体で発見され、犯人ぽいやつはいるけど完全黙秘ってお話。
すごかったなー。
泣けはしなかったけど、泣かせに来なかったって感じはした。
泣きに来た自分からしたら期待のハードルが高すぎたかも。
飯尾さんあなたドキュメンタルでてたのは俳優枠だったのね。
演技うますぎん？
ガリレオ映画で好きなのは、回想シーンに嘘がないこと。しらんけど。これ超大事よね。
⚠以下ネタバレ注意
今回は主人公が完全に北村一輝。
新鮮だった。
ボコボコでほんと可哀想だったけど。
蓮沼がやったことが立証されそうだね。
ちゃんと新沼との約束守れそうだね。良かった。
最後の草薙の尋問の意味がややこしいかも。
バレッタに血痕がない→ルミは殺してない→蓮沼が殺した可能性が高い→その立証には新沼が証言を嘘だと認める必要がある
でも新沼からしたら、
証言(もともと殺す気はなく衝動的にやってしまった、蓮沼は公園での殺害を自白した)を嘘だと認める→妻のために確実に殺す気だったと認める→妻が傷害罪、下手したら傷害致死罪→自分は傷害致死罪でなく殺人罪になる
傷害致死罪→殺意がない。刑期少ない。
殺人罪→殺意がある。刑期多い。
偽証を嘘だと認めると、
新沼は殺人罪確定。ただ、妻を守るためにやったと思うとここの覚悟はありそう。
問題は、警察が蓮沼の殺人を立証できなければ妻が傷害致死罪に。
草薙は最後の最後に警察として信用されることができるか。
というのが激アツ。
ここの尋問もっと見たかったよ。
恒例の嗚咽シーンだれかやって欲しかったよ。
あと、ルミ自白の回想シーンがやばすぎる。
佐織、妊娠してたの？？
一瞬新沼との子どもかと思った、、てかまだ可能性は捨てきれない。。先生と教え子の禁断の恋とかはしゃいでたのもフリかと思えそう。
まあ冷静に妊娠させたであろう彼氏もやばい。全く気づいてなかったのも引いた。
それで歌手やめる佐織もやばいし、ルミに対する嫉妬やめてとかストーカーとかの発言は一番やばい。
それでルミがカッとなって突き飛ばすのもやばい。
この一連の流れで切ない映画から人間のどす黒さの映画に変わった。
なんなん。
最後に、
ガリレオ映画はね、犯人が主人公なんです！
草薙がそのポジションくるのは違うかも！！
とだけ。
でもおもしろかった。
柴咲コウはやっぱ良い。
ストーリーも終盤衝撃の連続だった。
エンドロールで過去映画流れたのエモォ。
ただ、献身には遠く及ばない。
次こそ超えてくれるのを期待します。
