久しぶりの福山×柴崎コンビ。吉高も大好きだけど、やはり安定コンビでした。今作の主役は湯川先生というより、北村一輝演じる草薙だと思うくらい、一番の重要人物でした。ストーリーは実に面白かった。結構あっさり怪しい人物出てきちゃったから、まぁこんなあっさりじゃないだろうとか読んじゃうよねー。約120分の作品だからーまだ時間あるな、とかね笑。でも流石に最後の展開は読めなかった。なるほどーそうくるかーって。沈黙を貫く容疑者、町全体で盛り上がるパレード、それと上手いこと掛けた沈黙のパレードというタイトルが、最後物凄い納得。湯川先生は被害者家族が営む料理屋の客という設定だったので、ガリレオシリーズの醍醐味である科学的検証シーンが少なくて少し物足りなかったような。酒向芳はこういったミステリーには欠かせない。凄い存在感。村淳も怪しさいっぱいで的役でした。でもやっぱり葛藤しまくる草薙の北村一輝が良かったー！
