ひでP

巴里祭 4K デジタル・リマスター版のひでPのレビュー・感想・評価

4.0
2024年06月24日Amazonプライム、無料配信。

監督、フランスを代表する巨匠ルネ・クレール。
音楽、モーリス・ジョベール。
1933年の作品。舞台はモンマルトル。
7月14日の革命記念日を控えたパリを舞台に、花売り娘アンナとタクシーの運転手ジャンの交流を描く。
1932年製作、日本で翌33年に公開。2019年クレール監督の生誕120周年を記念して4Kデジタルリマスター版が公開。

原題"Quatorze Juillet"が日本では「巴里祭」。
「le 14 juillet 」フランス革命記念日「7月14日」のこと。
邦題の「巴里祭」がきっかけで、日本ではフランス革命記念日をパリ祭と呼ぶが、フランスで「パリ祭」言っても通じない。

【2018年SCREEN編集部が選ぶフランス映画厳選30選にルネ・クレールの「自由を我等に(1931年)」選出】された監督。

アパルトマンの向かいどうしに住むタクシー運転手のジャンと花売り娘のアンナ。
密かにひかれ合っていた。
巴里祭の前日7月13日、にわか雨をきっかけに心を通わせた2人。
翌日に踊りにいく約束をする。
しかし思いがけない出来事で仲が引き裂かれる。
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