マコティ

カード・カウンターのマコティのレビュー・感想・評価

カード・カウンター(2021年製作の映画)
3.8
ポールシュレイダーが監督している映画はこれが初めて観る。

主人公のしていることはきっと贖罪なんだろうけれども、それをしたとして拭いきれない闇を纏っている。
そのせいかとても静かな映画なんだけれども、オスカーアイザックを含む俳優陣がとても上手なので退屈しなかった。

主人公が持つそこはかとない虚無感は、最近の自分の心象にとてもあっていた。


アブグレイブ刑務所のシーンは撮り方も相待ってとてもクラクラする。
とても嫌なものを見た気分。

2024024
マコティ

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