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LAMB/ラムのuropenのレビュー・感想・評価

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
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羊人間を我が子として育てる禁忌の話。
禁忌を犯してまで得るべき幸せは無い。

音もセリフも少なくて、綺麗な大自然をそのまま映像化したような映画。綺麗さとは裏腹に冒頭で示唆された"羊ではない何か"のせいでずっと不穏な空気が漂ってた。

亡くなった子供と同じ"アダ"って名前を付けて可愛がる夫婦に強烈な違和感覚えたけど、アダの人間味が増すにつれて愛着湧いてきた。普通に可愛い。

どう言う事が言いたかった映画なんか?ハッキリ掴み取れなかったけど、凄いあと引く内容でしばらく頭に残ってそう。自然に潜む"何か"の雰囲気は抜群に良かった。
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