ふと見てみようと思いたって鑑賞。
テーマはありがちなのかもしれないけど、
「結婚」=「幸せ」であるのか、だった。
30代になる近づくにつれ、自分の友人や職場の人たちの結婚ラッシュ、
ましては親からの「いつになったら結婚するの?」の矢は避けずにはいられないのでだろう。
年齢のこともあるし、子供を望むのであればいつまでに結婚して
結婚する相手とは最低〇年はお付き合いしたいから、何歳までには出会って。。。
いわゆる女性たち(若いうちが華と思われている?)は、自分の人生を考えたとき「逆算」をして計画を立てないといけないようだ。
女性陣なら誰しもが通る道を、田中みな実が代弁してくれるかのように
一見見えるこの作品。
わかる、わかりそうなんだけど…。
共感しつつも、どこかモヤモヤが残る作品となりました。
世間なんかに囚われずに「自分らしく生きていこう」が最終メッセージではあるけど、そんなのわかってるよ。って感じちゃった…!(捻くれ者ですね…笑)
この先は、この作品を見た人たち一人一人が向き合おうって話ならいいかもしれないけど、
結局はそういう「結婚」=「幸せ」のような風潮は無くならないんだ。。。っていう、社会全体への諦めが見えちゃうようで。
その空気感自体はどうしたらなくなるんだろう?みたいなころまでは、深堀されていたらもっといいなって個人的には思いました。
鑑賞してからしばらく経ってるから、中身とリンクしていないレビューになっているかもですが、あしからず。