このレビューはネタバレを含みます
ほぼほぼゲストキャラの話。
でも、うん十年ぶりかの02メンバーの物語である。
もう少し大輔やブイモン達にフォーカス出来なかったものか…?
ゲストキャラの過去も、重い、暗い、長いと、あまり映画の大画面でやるべきかと思う内容。
今作の敵のフッコモンは、幼年期なの?成成長期なの?クライマックスででてきた、でかいフッコモンは進化した状態なの?
あまりにもフッコモンの情報の少なさが、ディアボロモンの時とは違い、ノイズになっていると感じた。
大人向けということなのか、何かこう、勢いで行こうとしたら、「よく考えて」みたいなディベートが多く、しかし机上の空論の域を出ないので、結局は倒すことになる。
恐ろしくテンポが悪い。これは「溜め」とは思えない。もたつきだ。
やっと戦って、全員進化する。待ってました!と言わんばかりだ。が。
嫌な予感はしていた。
いかんせん敵は一体。
戦う相手は触手。
触手て!何十年ぶりかの02メンバーの戦いが触手とやり合って終わるの⁉︎
インペリアルドラモンがビルの間を翔け抜けていくところが1番の見どころ。
あの日、02放送当時、少年少女が大人になった、そして、その子供世代に向けて作られていたとしたら、これは観たいデジモンではなかったと言いたい。
もっと動き回る主人公達を観たかった。
最後になったが、
冒頭、ターゲットー赤い衝撃ーが流れた時は、込み上げてくるものがあった。