このレビューはネタバレを含みます
熱いバトル起きね〜〜〜〜😭
前提として02勢達のやり取りや進化をまた見れたので満足はしている。
が、ラスエボで高まったハードルに沿える内容ではなかったなぁというのが正直なところ。
今作はゲストキャラのルイを中心に話が進み、
大輔達は話を聞きながら「そうなんだ」「切ないね」「元気出して!」「良かったね」と相槌を打つだけ。
02勢のキャラ描写に掘り込みは何一つ入らないので、非常に淡白な印象を受けた。
なんならtriより薄味かもしれない。
ラスエボの太一達を踏まえた描写が何一つなかった事も不満点。
大輔達には先輩らがすでに対面した現実がすぐそこに迫っているわけで、
後続キャラ故の心構えや答え等が見たかっただけに、ラスエボの一件がなかった事のように振る舞われる描写は残念極まりない。
上記の感想については「大学生の年頃になった大輔達である必要がない」というガッカリから来るものだと思う。
本編少し後の大輔達でも同じ話できたろって思えるので、
逆に言えば時代の変化は関係なくて、
単純にデジモンアドベンチャー02の新作映画が見たいという人は満足できるかもしれない。
人間とデジモンの価値観によるすれ違いというテーマは好きだが、
描写が中途半端だと感じた。
価値観がズレたまま暴走してるウッコモンを、
成長したルイが正す構図にして欲しかったなと思ってしまった。
ウッコモンには大輔達すら道具にしか見えてないような、
会話が足りていない事を感じられる描写が欲しい。
「殺してもらうためにこんな事しました。」としてしまうと、会話しなくともウッコモンは全てお膳立てしてくれていた事になるのでモヤモヤする。
結論としてもtriでグッダグダやって出した結果と同じで、
「お前ら割とあっさり殺るね」という感想。
芽子は見習ってどうぞ。
進化シーン自体は見れて満足だったが、
ラスエボの序盤シーンのような視聴者サービスを感じることも無く、どちらかと言うと義務的に進化シーン入れるtriみを感じた。
brave heartのイントロ終わったと思ったらもう一度イントロが始まり、
2回目のイントロ終わったと思ったらbeat hitが流れ始めるのもう催眠音声なんよ。
02の進化手順がめんどいのは分かるけどもう少し気持ちよくさせてくれ。
色々と不満点ばかり出てくる作品だったけと、
間違いなくブイモンはかわいかったです。