『喜怒哀楽のジェットコースター』でした。
個人的に主人公のような性格が苦手なのだが、行動力とズバ抜けた想像力を持ってるだろうから、最後みたいに多くの人を巻き込んだ内輪の盛り上がりなら一緒にいて楽しいだろうと思った。
渋谷での撮影シーンは圧巻。どれだけ叫んでも興味を持たない通行人には響かないし、声すら届かないのかもしれない。
ましてやスクランブル交差点なんて、騒音でかいし、音楽流れてるしで、「人の声」なんて虫の息レベルだよ。
でもそんなもんに左右されているようじゃ肩身狭いし、人間ほんとにおかしくなると思う。
後の結果はどうであれ、感情を爆発させて(やり方はなんでも)、何かしらに繋がれば良いのではと思った。
SNSが流行し、きっかけさえあれば誰でも注目させられる世の中だからこそ見てほしい映画。
見上愛さんがめちゃ良い。知ってる方もちらほら出てた。
上映終了後にゲリラ(?)で監督が登壇、客席に妹役の子どもがいてびっくり。