ssr701

ラストサマーウォーズのssr701のレビュー・感想・評価

ラストサマーウォーズ(2022年製作の映画)
3.6
面白かったです!

フィルマークスには表記されていませんが
アマプラ見放題の対象です

またですか…この現象は何なんでしょうか?
担当者がドジっ娘でうっかりしてるのだったら
許せますけど(許せるんかいな)
もしかして
U-NEXTやHuluでしか見られませんよ?加入しませんか?
という勧誘作戦なのでは?
…いかんいかん
パンドラの箱を開けてしまったかもしれません
明日投稿が無かったら組織に消されたと判断してくださいね
さあ視聴開始です!

(ネタバレありです
できたら何の情報もなく
見てもらいたい作品でした)


これは…
出てくる幼女がすべて可愛いんですけど
いったいどういうことなんでしょう?
もしかして
ボクの枕元にドラゴンボールが
偶然にも七つ転がってきて
「…きゃわいい幼女が3人出てくる映画が見たいなあ…ムニャムニャ…」
という寝言を聞いた神龍が願いを叶えてくれたのでしょうか?
そう考えるのが自然だし
他に選択肢が見当たりません
とにかく!とにかくです!
…最高の映画のようです!
仲間たちがそろって走るシーンなんてもう
さわやかな風が画面の向こうから
吹いてくるような気分になります!
デブっちょが「それは僕の振ってる旗の風だよ?」
と余計な茶々を入れてきそうな気もしますが
もう名作であることは開始20分で約束されたようなものです
視聴続行です!


しかしみんなが好きな映画を挙げるところで
「デビルマン」が出なかったことは
あまりにも残念でしたが
ヒロインの高梨さんは少し言いづらそうに「ホラーが好き」
と言っていたので「女子高生ゾンビ」か「女幽霊」が
好きなんだろうなあ… ボクと気が合うなあ…
奇遇だなあ… これって運命の出会いかも?と思ったのでした
(暑さのせいです
そっとしておいてください)

その高梨さんがケガをした時も
みんなでわんわん泣いてないで早く
治療してあげて欲しかったですね
画面の中に入り込んでボクの異様に冷たい手で
その細い足首を包んで揉みほぐしてあげたかったです
(緊急の医療行為です)

そもそも脚立のてっぺんに立つこと自体が危険なのですが
ぐらつかないようにボクが高梨さんの
真下でガッチリとその脚立を
押さえ込んであげる必要性を強く感じました
もしもの時は受け止めなくてはならないので
彼女を凝視して万全の体勢です
これで何の心配もなく安心して
心穏やかに演じることができると思います
(通報はお控えください)

さてせっかくのワックワクの内容だったのですが
親がしゃしゃり出てきて台無しになります…
ここで先生がビシッと言うのかと思いきや
何も無しでさらに残念な気分に…
しかしその逆境にも負けず
また走り出した彼らのたくましさ!
見ていて自然と笑みがこぼれますし
頑張れ!とエールを送りたくなります
本当にいい映画ですね!

一方そのころお兄ちゃんは
一心不乱に太鼓を叩いているのでした

えっ…?

そんなことしてないで
家族を足止めする手伝いをしてほしかったなあ….
思わせぶりに引っ張っておいて
太鼓だもんな…
ここまではいいお兄ちゃんだったんですよ?
弟を励ましたり
古着を集める手伝いをしたり…
それがなぜこんなことに?
非常に不可解な展開でした

あと少しというところでの危機に
映画やドラマのクライマックスでお馴染みの全力疾走で
先生が遅ればせながらの登場です!
自転車が壊れるという
トラブルも挟んでの全力疾走です
これもあるあるですよね?
何故なんでしょうか?

そして説得して丸く収まるわけですが
一段階も二段階も遅い気がします
まあその間に子供たちの
奮闘する姿が見られたわけですけどね…

最後は親たちも参加してまさに大団円!
遅ればせながらお兄ちゃんも参上です!
…きみは三段階か四段階くらい遅い印象だぞ?
それからデビット伊東だけキョンシーの動きで
個性を出してたのはグッジョブでした
最後に見せますな~!

カット!OK!で撮影も無事終了し
お兄ちゃんが先陣を切って拍手をします
…いやそんなことだけ早くても…


出来上がった映画に対して
「もっとやれたなってことは多いけど
…でも最高の映画だよ!」
と「監督」が言ってましたが
この作品も正にその通りかも…!
がっちり完璧な感じよりも
手作り感とか勢いや多少の拙さや
荒さもあって
それがかえっていい味わいで
いいバランスになったと思います

ドローンやら自撮り棒やら
この辺りがうまく物語に溶け込んでたのも良かったです
一見ちょっと合わない感じがしますけどね

最後は「数年後」に飛ぶのかな?と思いきや
ちょっと拍子抜けな逆転劇が待ってまして…
なんと言っていいやら?
宿題が出来てないオチも予想したのですが
ハズれました


真島昌利の「夏が来て僕等」が
エンディング曲だったら良かったのにな~と
思ったりもして…懐古主義ですみません

つい先日
「ご当地映画はファンタジーに走りがち」
という謎の法則を見つけたのですが
今作にはそれが当てはまらず
これまたホッとしました
劇中劇とのリンクで
ファンタジーになるのかとヒヤヒヤしましたけどね
これもハズれて良かったのでした

おおよそ基本的には
そういう変化球や寄り道もなく
まっすぐ楽しめた作品なのでした
今の時期に見れたのもよかったな〜
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