岡山天音さんの演技が完璧すぎて、息が詰まりました。演じきりましたねー、ツチヤタカユキを。
ただあまりにも完璧すぎて、菅田将暉さんや松本穂香さんや仲野太賀さんがでてくるたびに、ほっとしてしまうわたし…。
そんな感じで脇役が際立ってしまったので、ひたすら笑いにのめりこむだけのツチヤタカユキは、ちょっと埋没しちゃったかも。
残念だったのは、この映画が何を言いたかったのかがよくわからなかったところ…。
ツチヤタカユキそのものを描きたかったのか、それともツチヤタカユキが再生する過程をを見せたかったのか…、それとも他の何かがあったのか…。なんなんでしょうね、肝心な何かがちょっと足りなかったような気がします。