このレビューはネタバレを含みます
目の前で取材対象が死んだり仲間が食われてもしっかりブレないように寄りで映し続けるカメラマン達はジャーナリストの鑑。
モキュメンタリーとして始まったはずだが、最終的にはみーんな死んじゃったので、誰がこの映像を持ち帰って編集したのか分からない。よくある、実話といいながらも話の中身を聞いてみると登場人物が全滅しちゃってて「じゃあこの話誰がお前に伝えたの？」って怪談みたいだ。そういう意味でのリアリティはかなり薄い。
でも深く考えず単にPOV形式をとったホラーアトラクションムービーとして観れば臨場感はあるし、生理的にイヤ〜なシーンが多くて飽きない（ただ中盤の定点隠しカメラにシャーッって威嚇して客をビビらすシーンはいらんかった）。POV結構観てきたけど視点となってる手持ちカメラを凶器として使うの初めて見たかも。
ミンさん可愛い。เนี่ย（にゃ！）って度々言ってるのが砕けたタイ語表現の特徴なんですって。しらんけど。やぁんきゃわい〜（どうしたどうした）。
娘とはいえべっこり取り憑かれてる女を野放しにさせてひとつ屋根の下ドキドキの同居生活送ってる家族ヤバすぎです。
最近子供が車酔いしてゲボった時にも思ったんだけど、ひとが盛大にゲボってんのって側から見るとめっちゃ怖ない？イメージする３倍くらいの量の吐瀉物が人体から放物線を描きながら放水されるって日常的に無い光景じゃないですか。マーライオンくらいやん。吐きそう…とか言われてもこっちとしてはせいぜいゲェエ〜🤮くらいの感じを想定してるじゃないですか。ちゃうねん。実際はゴボッ‼︎ゴボボッッ‼︎‼︎ゴボボボボポボボポボボッボロロロロロ〜〜〜ッッッ☠️‼‼︎︎‼︎‼︎やねん。怖いね…。
余計なお世話かもしれないけど、日本って自然崇拝とかシャーマニズム文化強いんだから…Ｊホラーくんもさ、そろそろこういうモキュメンタリーで一発ハネてみるのってどうかな？お返事待ってます。
