このレビューはネタバレを含みます
SLAM DUNKにドハマりした世代じゃないけど、どっかで入手して全巻読んだ記憶はある。けど、メインの登場人物を覚えてる程度でストーリーはほぼほぼ忘れてるぐらいの前知識。
めっちゃ面白かった。
山王戦の話。ぶっちゃけ、そこに至るまでの試合結果や対戦相手は覚えてないけど、そんなの気にならないぐらい、試合に引き込まれる。
今回の主役はリョーチンなんだね。カッコ良かった。花道とか流川とかとは違うカッコ良さ。そう思うと、いろんなジャンルの格好いい男たちが集まってて魅力的なのかもしれない。木暮さんや安西先生含め。
リョーチンの過去とか手紙の話は泣くしかない。試合との緩急が飽きなかった。
安西先生の名言とか花道の怪我とかは漫画の記憶もあったんだけど、みんなこの試合だったんだ。
試合の描き方が本当にうまいと思う。スピード感とかのめり込んで応援したり心配したくなる感じとか。
最後の決着つくところなんてあんなに無音にするとは!観客の息すら効果音なんじゃないかと思うぐらい、手に汗握り緊張感漂う感じ。他の映画であの緊張感感じたことない。
試合の白熱する部分で流れる音楽が好き。
本当にSLAM DUNKってずっと格好いいと思える作品だった。