2022.12.19(268)
劇場
初
見る予定ではなかったが、高評価ばかり流れてくるので気になって劇場鑑賞することに。
スラムダンクについてはリアルタイムでテレビアニメを見ていただけで、他の情報は多分ないと思うんだよな。主要キャラクターはしっかり記憶にあるけど、他校の選手については仙道くらいしか覚えていなかった。エピソードの記憶もふんわり。でも逆にそれが良かったかも。
声優についてはツイッターで騒がれていたので「テレビアニメ版とは違うんだろうな」と思っていたけど、とにかくふんわりした記憶だったので、あまり違和感はなかった。
今作を見る前の晩にサッカーワールドカップの決勝戦を見た。それはそれは手に汗握る試合で「勝負」とは筆舌し難い喜びを与えてくれると同時に、これ以上ないほどの残酷さを与えるものなのだなと深く感じ入ったのだが、今作でも全く同じことを感じた。
ネタバレになりそうなことはコメント欄に書くとして、ここで言えることは「井上雄彦の才能すげー」ということだ。
今作はアニメーションだ。だがアニメーションならではの描写を巧みに使いながら、実写さながら…いや、それを超えるほどの緊迫した迫力を映し出していて、特にカメラワークの素晴らしさに心底舌を巻いた。
音楽の使い方も鳥肌が立ったなー。
すごく楽しめたけれど、おいちょっと待て!な部分もあったので、そちらもコメント欄にまとめておく。