アステロイド・シティのバギオのレビュー・感想・評価

もう作家性が知れ渡っているウェスアンダーソンだが、そこに安住しているつもりはないと宣言しているよう。
劇中劇という設定で50年代のアメリカを批評的な視点で舞台にしている。
その入り組んだ構造だからこそ、ラスト間近のマーゴットロビーとジェイソンシュワルツマンの会話がより胸を打つ。