りり

硫黄島からの手紙のりりのレビュー・感想・評価

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)
4.0
視聴後イーストウッド監督だと知り驚いた。
清水の憲兵時代のシーンなんかはあれは日本人でないと理解され難い精神論、日本人でないと作れないものだと思っていたからだ。
硫黄島の戦い、こんな悲惨なことがほんとうに日本の史実にあるのだから何とも言えない気持ちになる。
特殊な環境下での過酷な労働、食べるものも飲水も十分になく、当時兵士は一日にたった500mlの水しか与えられなかったそう。

未だに硫黄島にはかなりの数の遺骨が回収されずに残されているという。現実的に難しいことなのかもしれないが、一日でも早く、一人でも多くの方の遺骨が回収され家族の元に帰ることが出来るよう心から願います。
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