硫黄島からの手紙の作品情報・感想・評価

「硫黄島からの手紙」に投稿された感想・評価

ecoute

ecouteの感想・評価

3.6
絶対戦えない、死にはしないって思ってるから今はやりたいことができるけど
OLIVIA

OLIVIAの感想・評価

3.0
せっかくの休日、何か勉強になるものを見ようと思い立ち、鑑賞した。
学んだことは、大きく2つある。
1つは、終始、重くて、じりじりと心を削られるような苦しみを感じたが、当時の人達はそういう毎日を生きていたのだということ。
そして、どれだけ戦況が悪くなっても画面に現れ続ける西郷(二宮和也)を見ながら、戦地では逃げ場などなく、死ぬまで延々と戦争が続くということだ。
小学生の時に受けた平和学習とはまた違った気づきがあったので、これからも機会を作って、学んでいきたい。

内容としては、長い映画の中で、ほんの数分だけ描かれていた、彼らの拠り所を描いた場面が印象的だった。
特に、西郷が出征を言い渡されたあと夫婦2人で話した時間を回想したとき、その時に抱いた覚悟や思いが、唯一彼を支えているんだと悟られ、グッときた。
戦争が遠い過去の話になっても、私たちは絶対に目を背けてはいけない。先人たちが命をかけて教えてくれたことを肝に銘じなければいけない。
2回観た。この映画の色調がいい味出してるな。戦争に何の意味があるのかと、人間の愚かさが虚しい。
りほこ

りほこの感想・評価

4.0
今になって初めて鑑賞。

考えさせられるなぁ、ダンケルクみたいにただ存在する兵士の1人を描いている。

"生きて帰りたい"なんて、口が裂けても言えない。でも心がそう叫んでいる。強い想いがあれば生き延びれるのかもしれない。
逃げてきた非国民って言われてもいいから、帰ってきてほしいって当時願ってはいけないことを、願ってしまう私は自分勝手なのかもしれない。
でもわからない、今度戦争があった時は
女性も戦場に行くかもしれない。そんなとき私は強い気持ちを持ち続けられるだろうか。想像もしたくない
こうき

こうきの感想・評価

3.7
「父親たちの星条旗」とセットで鑑賞。
こっちは日本視点。

渡辺謙演じる栗林の指揮官としての素晴らしさには尊敬というかそんなような感情を抱くけど、でもそもそも戦争自体にとらわれてしまっているのが残念だ。
国の情勢と彼に課せられた使命が、そうさせてしまっているのだろうけど。

そして一番つらいというか考えさせられたのは、サムの持つ手紙のシーン。
国同士争っているのに、実際の戦場で向き合っている兵士たちはどちらも同じく帰るべき場所を持っている。
ほんとうに、なんで争わなきゃいけないんだと苦しくなった。
シソ

シソの感想・評価

4.2
すごくいい作品。
イーストウッドの着眼点がまたすばらしい。暗い画面が続きますが、最後の陽とのコントラストになっています。
HY

HYの感想・評価

3.4
内容は非常に暗く、重いテーマで何故彼らが死ななければいけないのか凄く考えさせられました。
キャストも最高で、決して軽い気持ちで見るような簡単な内容ではないが、外国人監督が撮ったとは思えないほど、日本人の心情を表せていると感じました。
macha

machaの感想・評価

4.0
西郷が、愚痴を言ったり冗談を言ったり笑ったり、現代の普通の青年と何も変わらずただただ普通にいるその場所が戦時中の硫黄島なだけ、という事がとてつもなくリアルで怖かった。本当に“普通”にしか見えなかった二宮和也さん、素晴らしかったです。
捕まるより自決、生き残るのは恥、そう思い込まされていたもしくはそうせざるを得なかったたくさんの兵士たち。もし当時その考え方ではなかったら、今の日本、何かが変わっていたのかなぁ…。
今の時代に生きていることに心から感謝しなければならないとあらためて思いました。
Nanamin

Nanaminの感想・評価

3.7
リアルだった。今までみた日本の戦争系の映像の中で1番リアル。 小中高で見るようなドキュメンタリーみたいなものよりもはるかに生々しかった。好きとは言えないけれど、まちがいなく勉強になった作品。ダンケルクもそうだったけどリアルにこだわってるのがクリントイーストウッドのかっこいいとこだなぁ😌
けんし

けんしの感想・評価

4.1
傑作。

人間の矛盾と不条理と、尊厳と、何十年後に掘り起こされた届かなかった手紙に、その言葉に、涙する。

アメリカ人であるクリント・イーストウッド監督が、何故、この全編日本語の、硫黄島における激戦を日本側から描いたのか。
それはたぶんわからなかったからだと思う。
狂おしく知りたかったからだと思う。

登場人物一人一人を丁寧に描く。

投降した日本兵を、見張りが嫌だという理由だけで、米兵が撃ち殺すシーン。
世界は自分を含めて世界なのだと監督は引き受ける。

独自の戦争映画になっているのは、客観性を獲得しているからなのか。

激戦の後、朝日が昇る。
誰のもとにも平等に。

傑作だと思う。
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