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余命10年のtomoのレビュー・感想・評価

余命10年(2022年製作の映画)
5.0
2023/10
金曜ロードショーで2回目。
一度観た映画をまた観ることはほとんどしないけどこれはまたあの映像と音楽と内容に触れたくて観た。案の定大号泣。

映画館で声を出さずに泣くのが辛かった。なんとなくストーリーを分かって観てたけど小松菜奈も坂口健太郎も綺麗過ぎて儚かった。
ほとんどの人は、明日も同じように生きれると思ってる。でも明日も生きれる保証なんてどこにもない。死に向かってるのにそんな事思わない。でも死が見えた時、絶望する。生きてる事、桜の花が舞う事、何一つ当たり前じゃない。
エンディングの歌の歌詞を真剣に聴いたのはRADWIMPSだからと、歌詞が映画そのものだったから。
こうやって映画や本で気づかされて泣いてまた頑張ろうって思うんじゃなくて、しっかり地面を踏んで強く生きようと思った。
映画を観て原作を読みたいと思ったのは初めてです。
終わった後の帰り道、ふと気を許すと涙がまた出そうになった。
イオンで半額のお弁当買って帰った。
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