ゆうさく

余命10年のゆうさくのレビュー・感想・評価

余命10年(2022年製作の映画)
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「愛する人に出会えるなんて奇跡のようなものだ」

リリーフランキーのこの台詞とにかく刺さるしどこまでも共感。
様々な環境、状況、人間の裏の部分が混じり合ったこの世界で。歪まずに純粋に真っ直ぐに人を愛することが難しいこの社会で。この言葉を聴けてただただ嬉しかったし泣けた。


それぞれの視点で1人の「死」「余命10年」に向き合う。
幸せな時間を掴み過ごすには10年は短すぎる。

とても綺麗な作品。 
心が汚れているときには合わないかもしれない。

いや、でも、お涙頂戴感でてるなぁとかそんな天邪鬼な考えが吹き飛ぶくらいに考えさせられる、感動できる作品だったかもしれない。

もう一度観たい。



4/13
2回目鑑賞。

本当に良い作品だった。
10年以上は生きられないと知りながら生きる10年。死が迫る。死と向き合う。

今回は主人公に感情移入しすぎるくらいしてしまった。

命に対しての見方、生きる行為に対しての見方。
この人の生き方を見てて、しょうもない生き方なんてしてられないなと素直に思った。
ゆうさく

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