原作を読んでいて、実写化が決まった時から観たいと思っていた作品でした。
すごく映像が綺麗で、四季の移り変わりがとても美しくて、RADWIMPSの音楽が合わさって、さらに素敵になっていました。
茉莉とカズくんの素敵なラブストーリーと
家族の温かさ、友達との楽しい時間。
季節が流れるたびに茉莉の余命は短くなっていく。
それを冷静に、でも時には自分の運命に対して、怒りをぶつけたり、静かな中に色んな感情が散りばめられていて、観ていて涙が止まらなかったです。
大切にしたいと思う存在に出会ってしまったから、もっと生きたいと思ってしまう。
お母さんの肩に頭を乗せて泣く茉莉が
今も頭から離れません。
切なくて苦しい涙も温かい涙も
両方を味わいながら、拝見した時間でした。
遠くからそっと観ているような、見守っているような気持ちになりながら。
とても素敵な作品に出会えました。
皆さんのお芝居と原作者の小坂流加さんに
心からの感謝を込めて。
