セクシャリティについてブレることがなく描かれてるとこはさすが👍だけど、アルモドバル監督にしては控えめな作品なのかな。
演出、衣装、舞台は相変わらずカラフルで美く楽しい。絶対女性向けと思いながらもかなり好きな自分がいる。
オープニングのネガのカット超オサレ。
目にとまったのはジャニスの部屋のドア。外ワインレッドと表モスグリーンの絶妙な色づかいと、表のドア開けると室内に飾られた謎のマーク🪅⇦コンナヤツ
病院で同室になったジャニスとアナが、子育てをしていく中で予期しない運命の糸で絡み合っていくってストーリー。
だけど、それと並行してスペイン内乱について掘り下げているので、2つの軸が同時進行してパラレルが成立するウマイ!
この展開、最後はどう着地させるのかなとかなりワクワクしたけど、やはりハンドル左に切ってた。
とはいっても、アルモドバル監督の真髄って流れであることは間違いないだろう。
今回のぶっ飛びキャラはアナのママ。やはりかなり個性的。病室に来た時の花柄のブラウスもかなり凄い。
そしてロッシ・デ・パルマも相変わらず。
ペネロペとロッシが並ぶカットがあるけど、そのでかさハンパない。いや、ペネロペの顔が小さいのか?
母と子、内乱。真実を明らかにすることで家族の未来が開ける、そんなとこがテーマではないでしょうか。