宮本美緒

死刑にいたる病の宮本美緒のレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
5.0
【追記】
もしかしたら、暇潰しとか、娯楽がなくて面白いこともないから、遊びやったんかな❓って、チョッチ思った💦

いやぁ〜参った。
白石監督の『彼女がその名を知らない鳥たち』の阿部サダヲさんも、狂気やったけど、今度は真逆の狂気やね💧

こんなに無意識・無自覚に思い通りになってて、自分って簡単に操縦されてるwwってワロタHAHAw

『秘密』➡️『去年の冬、君と別れ』➡️『世界の終わりのエンドロール』と、個人的に同カテゴリーで、好きな作品なんやけど、どんどん進化してる❣️
(最後に「やられた」って言葉が出た)

今作に関しては、編集でのエフェクトやと思うけど、視覚効果が素晴らしい👏
自分の感覚までも、麻痺して行っているような。狂気に魅了されていくような。

テレビでよく聞く、「そんな人には見えないですね。」ってのは、この人の事か!と分かった様な気がするww

面会室での会話で、会話相手に対して、思わせ振りやったり、ミスリードもあるのやけど、その会話、受け答え、演出の丸ごとが、鑑賞者の思考を正しくも、間違いにも、リードしている様に思えた。

視聴中、「こうなるんやろう🤔」➡️「やはりな🧐」➡️「ぇぇええ💧」となる脳内がパニック😱
筋書きから、脱線しても、引き戻してもらえた!と安心してたら、最後はぇぇえ‼️となったよ。
自分の妄想スペックにも寄るやろうけど☝️
これは、鑑賞してどう思考するか、実際に体験しないと、伝わらんと思う。
机上では伝えられない。まさに、空論。

多分、鑑賞中のあたしの思考を見れていたら、意図通りになってて、監督は感涙してたか、笑い死にしてたのではないかと思うww
脳内アトラクション🎢

監督の仕掛けだとするなら、「天晴れ!」と、賞賛と感謝の意を送る。
そのお陰で、久しぶりにワクワクドキドキ、楽しく、怖がり、騙され、感嘆し、狂喜乱舞し、エンタメを存分に楽しめたと思ってる。割増料金払いたいくらいww

噛めば噛むほど、味が出るスルメ。
見れば見る程に、より深く、そして新鮮な感覚が生まれるのでは❓と期待。

スグサマ、原作を買おうとしたが、買えば読みたくなるので、やめた。
上映期間中、何度も鑑賞しに行きたいと思う。上映が終われば、原作読む。
文字のみで、どう思考するのか❓
どの様な、違い、演出効果などを確かめたいと思う。非常に楽しみ。
宮本美緒

宮本美緒