トラウマになりました。
もう他人を信じるのも怖い。
人の目も髪も爪も何もかも怖い。
最近映画をかなり見るようになって、
結構グロい描写も見れるようになったって思ってたけど、
全然観れなかった。
ほとんど目半開きだし、耳塞いでしまった。
あの阿部サダヲの目のシーンは
下を向いて全く見れなかった。
怖すぎ。もはや阿部サダヲ恐怖症。
面会シーンの描写がとにかく秀逸。
ガラス越しに重なり、
そして分離する。
ガラス越しに重なると、
主人公に凶悪犯が憑依したかのような言動や表情になり、
分離すると、主人公は自らの自我を取り戻す。
この描き方が本当に素晴らしかった。
主人公は阿部サダヲのシナリオに、揺さぶられていた。クリアしたかと思いきや、最後の最後まで揺さぶりが続いていた。
この結末は恐ろしい。
緻密に作られているシナリオに、観客は映画の最後の最後まで揺さぶられていたということか....
撃沈。