堀越じろう

死刑にいたる病の堀越じろうのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
2.5
監督は白石和彌であったので期待していった。

まあまあであった。
阿部サダヲの演技は良かった、神経質な母親役の中山美穂も良かった。
わたしはそごまでグロテスクだとだと思わず観た

主人公の岡田健史は最初と最後で人格が変わっている。それは殺人事件を探るなかで自分の存在意義を見てつけていく、それは最初の阿部サダヲと面会室のシーンと終盤の阿部サダヲと対決するシーンとでは喋り方が異なることに現れている。
彼女役の宮崎優も良かった、雨のシーンで岡田健史の傷口を舐めるシーンはエロスを感じた。
「牝猫たち」と同様でこの監督は色気を感じさせることに長けている
赤ペン滝川も良かった、彼は「孤浪の血」でも警察署長役で出演していたが今回もいい味をだしている
かもなく不可もなくといった感じか
堀越じろう

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