水

死刑にいたる病の水のレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
4.1
思ったよりずっと痛々しかった。
阿部サダヲが「本当にこんな人いそうだな」と思わせるのはさすがの演技力。
飽きさせない展開で面白く観れたが、血が出た指を女が舐めるという使い古されたベタなシーンで萎えた。汚いし感染症が心配とどうしても思ってしまう。何より監督の趣味を疑ってしまう。(もっともこの過剰なエロ演出もラストを見れば納得だが)
最初のシーンは桜の花びらかと思ったらそういうことだったのか…と。ひらひらと美しく舞っていて無理やり奪われた命の儚さを考えた。
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