なにより阿部サダヲのサイコぶりな演技力に鳥肌...
不気味すぎる雰囲気、妙に明るい振る舞いに引き込まれていきました。
白石和彌監督、お得意の目を背けたくなるようなグロやカメラワークは流石でした。
「死刑にいたる病」というタイトルも最初はどういう意味なのかと疑問でしたが、映画を見ていくうちにタイトルの意味が段々と理解できる展開に目が離せなかったです。
阿部サダヲ演じる榛村大和の喋りと、それに洗脳させられる岡田健史演じる雅也、まるでどちらが犯罪者か分からなくなる面会のシーンはこの映画の醍醐味だと思いましたね。
ガラス越しに映る榛村の顔と雅也の顔が重なる瞬間は怖すぎました😱
結末も最初は「ん？」と少し腑に落ちなかったですが、解説や考察を見たら結末の意味が分かり、納得できました。
こういうサスペンスホラーは洋画より邦画のほうが身近に感じるし、リアルなので余計に怖かったです。
とにかく阿部サダヲさんの二面性を持つサイコパスな演技に圧倒されました。
