うーん…
設定めっちゃ気になるし、出だし最高だったけど、
やりたかったことは『ブレードランナー2049』なのか?
「自分が特別な子だと思ってたのに、実はただのレプリカントでした、チャンチャン」のRyan Goslingみたいなオチ(笑)
いろんな人物の関係が錯綜してて
ちょっとワケ分からんくなる。
阿部サダヲがなぜそこまで人心掌握に長けてたのか、の説明はあったか?
『ハンニバル』は精神科医だし、Mads Mikkelsenのビジュアルのみで説得力持たせてたけど、
こいつは一介のパン屋だろ。
「結局お前が殺してたんかい!」ってオチが激萎え。
確かに「起訴されたのは」全部同じなだけで、
もともと他の殺し方もしてたのかもしれないけど、
それにしても
統一感のある殺しのはずが
「長期にわたって苦しめられればそれでいいい」に成り下がってやしないかい?
まぁ何がほんとなのか、わりとあやふやではあるけども。
最後の女の子も、何で急にサイコパス感だしてきた(笑)
『クリーピー』みたいな雰囲気だと思ってたら
『キャラクター』みたいな残念仕様だった。がっかり。
映像と音楽は最高で、
『ハンニバル』なみのグロさと
あと面会室でのスピリチュアル表現。
声の反響と相まって、最高に気持ち悪いシーンに仕上がってる。