ただのミステリー系だと思ってたら割と重めな内容を取り扱っててびっくりした。日本の汚いところが描かれてるので嫌な人は嫌なんだろうけど目を逸らさないで見る必要がある。それにNoとは言わないのが邦画っぽいとは思うけど問いかけてくれた意義を大切にしたい。
俳優陣は柄本明の怪演が本当にすごい。息を殺して食い入るように見てしまった監獄のシーン。妻夫木聡の熱量も勿論すごかったし、安藤サクラのあの日常感はなんなんだこっちもある意味怪演。
ラストはどっちでとるのか誰の話なのかこの男は一体誰なのか、人によって異なる結末が好きな人は大好物のラスト。
群馬の女はもう少しヤンキー感あってよかったな…。なんで群馬弁の方言監修入ってないんですか！！！
