もりた

ある男のもりたのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
4.0
隣にいる人が誰なのかだけではなく、自分は何者なのかも証明するのが難しくなりそうだった。アイデンティティの証明と人種、遺族、家業など多種多様の差別にどう向き合うか。
中学生の息子役の「◯◯ユウトはじゃあ誰なんだろう」「悲しくないけど寂しいね」で泣いた。窪田正孝の親子の演じ分けも凄いし柄本明の存在感やばすぎる。妻夫木聡は押し殺した二面性が最高。
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