TakeshiKaneko

終わりの見えない闘い~新型コロナウイルス感染症と保健所~のTakeshiKanekoのレビュー・感想・評価

4.0
コロナ患者対応の最前線といえば、
医者や看護師を思い浮かべてしまうけど、
この映画は保健所に密着している。

ニュースでも保健所はあまり詳しく
取り上げてない気がする。

いやいや、これが凄まじい状況。
映画ではほぼ電話対応の場面だ。
相手の声は聞こえない。
受け答えだけで緊迫感が伝わってくる。
毎日毎日、まさに終わりの見えない
闘いだ。
患者からの電話で検査や入院を捌い
ていく。
病院の、ベッドの空きのない中、
辛すぎる仕事だなと、つくづく思う。

私は保健所ではないが、
私も終わりのないような仕事に
携わったことがある。
目の前のことに対応しながら、
トラブルを切り抜ける。
切り抜けても切り抜けても次から次へ。
このしんどさたるや・・。
ましてや、コロナ患者の対応は命が
かかっている。
頭が上がらない。

それにしても、
よくこんな映画が撮れたもんだと思う。
TakeshiKaneko

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