2022-13
この歳になって万引きをする父をなんやかんやで笑って許せてる娘、すごすぎん？！から始まったけど、ちゃんとそれまでに気づいてた家族の関係があって。しっかりしてるところはありつつ、中学生っぽさを備えてる娘が、あの最後に父にした対応がなんとも言えない気持ちにさせた。岬の兄妹といい、この監督は普段感じないようなこのなんともいいがたい感情を出させてくるな…しんどいとか、切ないとかなんか既存の言葉ではうまく表現できないそれを。
佐藤二郎はどこまでも佐藤二郎だったけど（それはいい意味で）、伊東蒼最高だったな。わずかな顔の歪みだったり、リアルな表情がかなり印象的でついついみいってしまう。
