ラストシーンに全てが凝縮された、どう受け止めればいいのか難しい映画
この映画はストーリーが面白いです、キャラクターもいいです、展開もハラハラします、カタルシスもあります、くすっと笑えるところもあります。名作映画のオマージュと思えるところもあります。
でもだけれどもこの映画を観終わったときにどう受け止めればいいのか分からなくなるくらいやるせなさがあります。
主人公の女の子に感情移入し、父にも感情移入し、そのあとに迎えるラストに身もだえた。
予告編にもなっている卓球台を挟んでラリーをするところの親子の会話が結末も相まって悲しくも美しい構図だった。
