これはやられました。
失踪した父を探すうちに驚愕の真実が、、、なんて言う単純な話しではなかった。
かなりヘビーな内容だが軽妙な大阪弁やふと感じる大阪人気質がいいアクセントに。
「自転車貸してや〜」とか「おっぱい見せてくれたらええで」とか。
ラスト、サイレンの音はするも、、、。
さがしていたものを見つけた楓はさっぱりとした気持ちで、そこに球はなくてもこれからも父とラリーを続けて行くんだろうな、と思いたい。
佐藤二郎の真面目な芝居を見るのは無茶苦茶久しぶりかも。
奥さんへの感情の機微の表現が素晴らしく、ほんとはこんな凄い役者さんだったんだと再認識。
それにしても伊東蒼、前作は古田新太、今回は佐藤二郎と強烈な父親が続いたが決して負けてない存在感。
この先どんな女優になっていくんだろう。
楽しみ。
あと森田望智、エンドクレジットを見るまで気づかなかった。
さすがです。