冒頭のシーンから引き込まれた。何が起きてるの？何で急いでるの？胸がザワザワ。父と娘の深い愛情劇の中に恐ろしい現実社会。警察はすぐに動いてくれないとか、世の中に自殺願望者がどれだけいるのかとか。死にたい人を死なせてあげる事は親切心なのか。タイトルとポスターだけで怖いけど、あぁさがすってそういう意味ね、ってなった。ラストの卓球のシーンは涙がウルウル。でも娘、勇敢過ぎる。父を探すためにグイグイ行き過ぎな所はちょっと現実味なかったかなー。殺人犯相手に普通あそこまでいけない。父役の佐藤二郎を差し置いて、娘役の伊東蒼が主役ですね。あっぱれな演技力。昔の志田未来ちゃんみたいだった。
