Tomo

恋い焦れ歌えのTomoのレビュー・感想・評価

恋い焦れ歌え(2022年製作の映画)
1.5
💥やめとけ、まだ引き返せる💥 


何というか、今まで観たことないタイプの映画だったぞ🤔
それ以前に、偏見とか抜きにして、テーマがBLだって知ってたら見なかったんだけど。


自らが抱えるトラウマをRAPで表現しろ❗️


そう挑発し続け、3ヶ月前にレイプされ、トラウマに苦しむ臨時教員桐谷仁を追い込んでいく謎の男KAI。

なぜKAIは仁に固執するのか?そしてその闇は何なのか?…….っていうストーリー。


うーん、前半1時間はキツかった。
性的、暴力的描写ってのも多少あるけど、それ以上に意味が分からなくて。

何で唐突にRAP?っていうのも受け入れられないし。久々に劇中タバコ吸いたくなったわ( ´Д`)y━・~~


それで、徐々にストーリーが動き出すんだけど、肝心な所が突然暴露される訳よ。

仁をレイプしたのは実は⁇
仁とKAIの過去のつながりは⁇

これは伏線はって欲しかった。というか、このストーリー上、凄い重要なファクターだと思うんだけど。


KAIが仁に近づいた本当の目的は?
仁、KAIの心の中の葛藤は?


そうした心の叫びをRAPで表現する、それがこのストーリーのキモ。


なんだけど……ごめんなさい🙇
全然共感できないし、受け入れられなかった


なぜなら、全てが明るみとなったことで、
お互いの愛の鼓動が躍動し、こっち側?向こう側?のBL💙の世界にいってしまうから。


「やめとけ、まだ間に合う」という言葉ももはや虚しかった🥲


KAI演じた遠藤健慎さん、線は細いけど狂気を発するいい役者さんですね。
仁を演じた稲葉友さん、最初からロッチのコカドに声似てると思ってたせいで、ずっとコカドとして見てた。
仁の妻を演じたさとうほなみさん。ゲスのドラマーとしても、役者としても好きです。



…………..いい言い方すれば歪んだ愛。そうなったのは2人が同じトラウマを抱えたから。
Tomo

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