くぅー

恋い焦れ歌えのくぅーのレビュー・感想・評価

恋い焦れ歌え(2022年製作の映画)
3.5
“恥ずかしいってのは自分の中の問題だ。”

»正規雇用目前だった小学校臨時教員の男は、ある夜におぞましい事件に襲われて、教職も失い夫婦間も冷え切り、深い闇へと落とされ…その3ヶ月後に彼の抱える“恐ろしいトラウマ”をラップで容赦なくえぐる男が目の前に現れ、その執拗な悪魔ような男のアジトに乗り込むが。

はい、原作漫画は全く知らずに、勝手にラッパー系の音楽作品と思い見始めたら、序盤でまさかのヤバい光景を目の当たりに…某大手アイドル事務所の案件があるだけに。

そう、これも全く先の読めない展開でついつい見せつけられた感じで、『プリテンダーズ』の監督だけに覚悟はしてましたが…なるほど、過去の因縁に愛か。

うん、いろいろと問題提起感はあれど、強引でオススメしにくい内容でもあり、最後はきっちりラップを聴かせて欲しかったけど…何か妙な爪痕は残されたのかも。

なお、俳優陣では、やはり稲葉友…熱演、大変お疲れ様でした。
遠藤健慎…初見でしたが、若き綾野剛っぽさもあり、今後が楽しみ。
さとうほなみ…もっと見たかったですね。
さらには、高橋里恩に小久保寿人らのサポートも良き。
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