七星

アビエイターの七星のレビュー・感想・評価

アビエイター(2004年製作の映画)
3.0
めちゃくちゃ長いけど、レオナルドディカプリオの映える作品。

若く勢いのある青年から、身も心もボロボロに老いていく姿、とても痛々しくも人間らしく、諦めずに情熱の火を灯し続ける姿が瞼の裏に焼きつきました。
映画界、航空業界をひっくるめた壮大なスケールの作品で、実在した人物の物語なのに、想像もできない偉業を成し遂げていく。しかも、自分をも犠牲にするやり方に最大限に人生を謳歌しているようにも思え、少し羨ましいような気持ちにもなった。

78%がやけどしたり、肋骨が全部折れて、肺が一つ潰れて心臓が右に移動するような想像もできない怪我をおったのにめげない鋼のメンタル。
天才や、発明家、ぶっとんでいる人はきっと諦めずに信じ続ける力が人一倍なんだろうな。

最後、自分の部屋に閉じこもって堕ちていくシーンは、心の叫びが聴こえてくるようでしんどかった。辛かった。
七星

七星