幸福な人生、豊かな生活って何だろう？
孤島にたった一人で数十年、豆の缶詰を常食に週一回の報告しか他人との会話なし… でも大好きな事する、誰にも邪魔されず好きな事に好きなだけ没頭する生活。
他人には理解されなくても、物質的贅沢出来なくてもそれはそれで幸せなんだろうな… 自分はぜってえダメだけど。
でもそんな野鳥観察員の日々の生活描写になんだ魅せられるんだよね。
天変地異ってのは良いんだけどさ、予期しない闖入者ってのは映画的に必要なんだろうがどうもね、あの辺りから失速した感じで残念。 個人的には帰投命令に抗う方向で、あの防壁の効果が見たかった(笑
あとラスト解釈色々あるだろうが自分は絶対に帰国派。
野鳥へのお別れで豆缶大盤振る舞いして迎え船へ、帰国後島に戻る為に色んな人を巻き込んで大活動。なんだかんだで島に帰ってくると思う、そう信じたい。
今年のskip国際コンペは尖った作品が多かった、というか仄々系は本作ぐらい？
