とても綺麗で、飽きさせず、終始心と頭を使う映画だった。
大衆受けするかと言われるとアート作品すぎるのかもしれない??
彼にとっての野鳥観察とその孤島は人生そのもので、長年積み重ねてきた自分自身でもあり。それが人間や自然の不可抗力で奪われてしまう時に、人はどんな行動に出るのか、そこまで守るものなのか、でも失くしたら自分は一体、って。。
単調な内容かと思いきや、目まぐるしく変わる場面展開に最後までハラハラして、そしてモヤッと自分に重ねて胸を突かれる部分もあって。良い映画でした。
なんだか、情景と共になぜかズンと心に残る映画だったし、それは私にとって良い映画だったんだと思います。
特に、感情を映す海の波の変化がよかった。
こういう作品って、今はどこだったら観られるんですか?
こと思春期時代にこんな映画に出会いたかった。