初老男児

ワース 命の値段の初老男児のレビュー・感想・評価

ワース 命の値段(2019年製作の映画)
3.5
2023年 044作品目

 9.11テロ被害者と遺族
 に補償金を分配する。
 特別管理人ケン。
 
 命の値段とは?
 反発する対象者が続出。
 僕はケンよりも対象者に不快感
 嫌悪感を感じていた。
 ・少しでも多く貰おう。ゴネ徳。
 ・公平なんて存在しない。
 ・代替案なき意見はただの文句。
 ケンよりも悪魔的思考の僕。
 
 プログラム反対派の代表ウルフ。
 ・個別に裁量を考えろ。
 ・我々を数字で見るな。
 ・敬意を。人間として扱えと。

 
 参加率は上がらない。
 政治的なプレッシャーを受けるケン。
 悩み、苦しみ、考えを改める。

 大切な事は公平じゃない。前に進む事。
 
 個別の事情に耳を傾けていく。
 ケンの願い。思考の変化。
 補助金を受けて前に進んで欲しい。

 終盤に向けて僕も変わっていった。
 やるじゃん。アメリカ合衆国。
 
 この時代に生きてきた者として
 観とかないといけない作品ですね。
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