圧倒的信頼感。
松居大悟監督のファンなんですが、今作もまたがっつり響く好きな作品でしたね。
何か特別な事件が起こるわけでも、劇的で波乱万丈な人生ってわけでもなく、ただ何となく自分にも覚えのあるような気がする日常。
それを遡りの時系列で描いて「ちょっと思い出しただけ」っていうのもすごく良いよなぁ。
実力派で固められた豪華なキャスティングによる登場人物がそれぞれ、個性的でありながら絶妙にリアル。
同監督作品ではおなじみの俳優陣や主役の伊藤沙莉はもちろんだけど、本業の役者ではないニューヨークの屋敷さんが非常にいい味を出していました。
あとこれは余談なんですが、自分の誕生日が7月26日なので、その点でエモさが2割増しになりました。
いやー、ほんとに一生ついていきますよ。