2022年 45本目の鑑賞
すごく素敵な映画だった。個人的に伊藤沙莉が好きだけど、今作でさらに好きになった。あの自然な話し方、ナチュラルだけどとっても味がある。ちょうど良いツッコミ最高。声と話し方、醸し出す雰囲気、オーラとか全部が素敵。めちゃくちゃ好きな女優さん。
ほんでタバコの吸い方がめちゃくちゃ綺麗なんよ。元々吸ってるん？自然でかっこよくて綺麗。
池松壮亮の存在感もすごく良い。2人のかけあいはずっと見てられる。タクシーでの会話のシーンいいよなぁ。
映画の作り方には色々あるんだなぁと。日常を映し出しているだけなんだろうけど、こういうのあるよなとか、くすっと笑ってしまうようなシーンとか、共感できるところとか、顔が綻ぶシーンもあり、何気ないことがとても繊細に映し出されてるような感じ？言葉で説明するのは難しいけど。
ラストシーンはすごい。なぜかわからないけど、ぶわぁっと感情が込み上げてきて涙が出てきた。忘れられないラストシーン。個人的には伊藤沙莉の”ちゃうねん”がグッときた。
この映画は、自分の想像で他の日々を埋めていくような作品。人それぞれ捉え方が違うようになるはずだけど、それも素敵。人生にはこういう経験が誰にでも少なからずあると思うし、そんな相手がいると思う。それを重ねていくのが人生。ちょっと思い出しただけ。ほんとにそう。私もちょっと思い出した。余韻で色んなことが蘇ってくる。たくさん考えさせられるような作品だった。
まだまだ書きたいこと、思ったことたくさんあるけど、心の中にとどめておくことにします。
