この2人が主演なら面白そうかな〜と、軽い気持ちで観た。
松居さんの映画を何本か観てきて、日常で起こりうる気まずい瞬間を表現するのが(リアルすぎてちょっとイヤだなぁと思うほどに)うまいなぁという印象があって、今作もそれに近い描写はあった気がするけどかなりマイルドな感じだった。
この映画のように昔の恋人との最高/最低なシーンを連続で振り返ることは無くても、(そんな事になったら精神が参ってしまう)特定の時季・場所において断片的に思い出してしまうことは誰しも経験があると思うので、鑑賞後は少しもやもやするし爽やかとは言えないけど、不思議としつこくない絶妙なバランスで成り立っている映画だなぁと思った。 友達におすすめしやすい部類の作品。
近頃自分にこういった事象が起こらなすぎて(記憶が薄れて)鈍感になってきているだけなのかもしれないけど。
高円寺