きりぎりす

麻希のいる世界のきりぎりすのネタバレレビュー・内容・結末

麻希のいる世界(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2022.02.11

プロットは面白いと思うけど、脚本、映像化した途端に中途半端なものになった印象。Filmarksのあらすじ見る限り、もっと上手くやったら傑作になったんじゃない?って思ったけど...
運命的とか、偶然とかが全然新鮮じゃないし多すぎる。セリフも直接的すぎるし、つけられた演技も嘘っぽい。よく見る観客を置いてけぼりにして走り出す主人公。うちらって最強だよね?っていう主人公たちが全くもって魅力的でない。麻希の口ずさんだ歌はおおって思ったけど、実際に作ってた歌は、彼女の歌声の魅力を殺すような歌。全然うまいって思わなかったし、結局歌のくだりで何を描きたかったのかわからなかった。アンプでの事件も急すぎるし、井浦新の役も説明台詞しか話さない。窪塚愛流の役も臭いことしか言わないしダサい。ん〜、ちょっと本当に残念だった。