前情報はポスターのみ、で鑑賞。
ああまたヒトラーものか、と思いきや思ってもいない方へ話が進む。
これはナチの収容所から生き延びて、自由世界で生きる男の物語。
わたしだったら、収容所で起こった出来事を一生引きずって立ち直れないだろな。多分気が狂う。でも彼は自力でそこから抜け出したんですね。
そしてベン・フォスターのカメレオン演技に驚愕。アレはホントにあそこまで痩せたんだろか。
あとはご贔屓のビッキー・クリープスが、まさかの登場で嬉しかったなー。お久しぶりのバリー・レヴィンソン監督作、観ることできてよかったです。
生きることの難しさに、あたたかな陽を差してくれるような作品でした。