けろえ

アウシュヴィッツの生還者のけろえのレビュー・感想・評価

アウシュヴィッツの生還者(2021年製作の映画)
4.0
前情報はポスターのみ、で鑑賞。

ああまたヒトラーものか、と思いきや思ってもいない方へ話が進む。

これはナチの収容所から生き延びて、自由世界で生きる男の物語。

わたしだったら、収容所で起こった出来事を一生引きずって立ち直れないだろな。多分気が狂う。でも彼は自力でそこから抜け出したんですね。

そしてベン・フォスターのカメレオン演技に驚愕。アレはホントにあそこまで痩せたんだろか。

あとはご贔屓のビッキー・クリープスが、まさかの登場で嬉しかったなー。お久しぶりのバリー・レヴィンソン監督作、観ることできてよかったです。

生きることの難しさに、あたたかな陽を差してくれるような作品でした。
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