風来のリヨナ

ファイナルストームの風来のリヨナのレビュー・感想・評価

ファイナルストーム(2004年製作の映画)
2.1
微痛!

とある殺虫剤研究所で見つかった蜂刺されで死亡した人。なんと、この死体を検死してた人まで蜂刺されで死亡するという謎の連続死が発生したことで、当該研究所員と有名昆虫学者による調査が開始。

順調に新規殺虫剤の副作用による変異が原因だと特定されたまでは良かったものの、まさにこの殺虫剤を駆除業者が持ち出してしまい、町は殺人蜂パニックへ…みたいな。



なんか探すと無限に出てくる蜂蜂パニック!同監督作を調べるとあの超有名作『アルマゲドン』を作ってたりします!すごい!…2009と2012のアルマゲドンを。

ほぼほぼオモチャ感たっぷりのCG蜂…もちろん集合パートもノイズめいた黒い点々…死体も水ぶくれ程度…全ての人物の全ての行動がポンコツ…主役2人が完全に不要の脚本…など、そんなに褒められる要素は無いのですが…こう…比較的真面目にやろうという気持ちは伝わります…。

よく引く蜂映画だと基本はキラービー…ころっとしたミツバチくんがほとんどなんですが、本作はヨーロッパクロスズメバチとか言う黄色っぽいザ・スズメバチなのが特徴的。ビジュアルについては普通にやっぱりこの感じの方が怖いです。人を殺すツラをしている。

全体眠めでオススメはしません。でも一匹の蜂に対して全力でショットガンぶっ放す人が見れるのはかなり好き。

個人的に気に入ったのは、謎の薬品噴霧を喰らってテトリスの速度で落ちる蜂の死体たちです。
風来のリヨナ

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