トイック

僕が愛したすべての君へのトイックのレビュー・感想・評価

僕が愛したすべての君へ(2022年製作の映画)
3.0
後に観た方

観る順番で味が変わるとの売り文句だったけど多分こっちを後で観た方がすっきり終われる

連続で観たせいもあるんだろうけど冒頭から「君を〜」の方のラスト付近で観たシーンと同じシーンから話が始まるのはどうにかならなかったもんだろうか
多少カメラワークや追加の台詞はあれど同じシーンからはじまって、その後の学生生活もダイジェストでさっき観たんだよな…というシーンが続く
その後も結婚、子育て、社会の変遷などさくさくと時が進んでいく
本編のSF要素の肝として使われてる並行世界要素だけど今ひとつどう世の中の役に立ってるんだこれ?という感じも拭えない

パラレルワールドを描くためにそれぞれ別のヒロインを用意するのは面白い気はするんだけどやっぱりゲーム的な作りだなーと改めて思う
ノベルゲーとかでバッドなエンディングとかを埋めつつモノローグとかでキャラへの愛着が深まってると結構感動出来るようなラストな気はする……
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