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キリング・オブ・ケネス・チェンバレンのmilのレビュー・感想・評価

4.0
オンライン試写会にて鑑賞しました。
タイトル通りケネス・チェンバレン氏が殺害されるまでを描いたワンシチュエーション作品です。

実際の事件とほぼ同じ時間で描いてるので緊迫感のある83分だった。揺れるカメラワーク、ドアを叩く音、そして演出も実話ベースで忠実に表現されておりその場にいるかのような気持ちで見入っていました。だからとても胸が苦しかった。これがフィクションであったならまた違う感覚になったのかなとも思う。

海外の方の鑑賞レビューも読んでいたら〝特にこういう事はアメリカの都市部で日常的に起こってる〟という意見を読んでやはりまだ人種差別はなくならないんだど。
そして最後のエンドロールに出てる法廷の判決が信じられなかった。

どうして差別がなくならないのか?
あまり考えたことがなかったですがこの映画を通して考えることが出来ました。
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