茶飲友達のシゲフジのレビュー・感想・評価

これはみんなに見てほしい、でもみんなに勧めにくい映画だ。
すべてフィクションかと思ったら、着想のきっかけになった事件は本当にあって、でもすぐに忘れ去られていったとのこと

作中で描かれた社会問題（という大きな言葉ではくくれない一人一人の人生の暗闇）というのが、誰もが目をつぶってきて、なんの対処もしなくて（出来なくて）、それで今。
少しずつ溜まってきたものがあふれはじめている今に通ずる。

じゃあどうすればよかったのか、どうすればみんなが幸せになれるのか、そういう問いかけを世に放った衝撃作。